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台風と風速と威力と

本日06年9月23日づけの北海道新聞の記事によると、台風14号の瞬間最大風速58.8メートルを父島で観測したらしい。

58.8メートル……って、凄いことは分かるけど、実際どれほどの威力なのだろうか?


こういうときはお上の力を利用するのが最適なので、気象庁のサイトで検索。
で、引き当てたのが下記。



■風速10m/s以上~15m/s未満
予報用語:
やや強い風
おおよその時速:
~50km
速さの目安:
一般道路の自動車
人への影響:
風に向って歩きにくくなる
屋外・樹木の様子:
樹木全体が揺れる。電線が鳴る
車に乗っていて:
高速道路で乗用車が横風にながされる感覚を受ける
建造物の被害:
取り付けの不完全な看板やトタン板が飛び始める

■風速15m/s以上~20m/s未満
予報用語:
強い風
おおよその時速:
~70km
速さの目安:
高速道路の自動車
人への影響:
風に向って歩けない。転倒する人もでる
屋外・樹木の様子:
小枝が折れる
車に乗っていて:
高速道路では、横風に流される感覚が大きくなり、通常の速度で運転するのが困難となる
建造物の被害:
ビニールハウスが壊れ始める

■風速20m/s以上~25m/s未満
予報用語:
非常に強い風(暴風)
おおよその時速:
~90km
速さの目安:
高速道路の自動車
人への影響:
しっかりと身体を確保しないと転倒する
屋外・樹木の様子:
小枝が折れる
車に乗っていて:
車の運転を続けるのは危険な状態となる
建造物の被害:
鋼製シャッターが壊れ始める。風で飛ばされた物でガラスが割れる

■風速25m/s以上~30m/s未満
予報用語:
非常に強い風(暴風)
おおよその時速:
~110km
速さの目安:
高速道路の自動車
人への影響:
立っていられない。屋外での行動は危険
屋外・樹木の様子:
樹木が根こそぎ倒れはじめる
車に乗っていて:
車の運転を続けるのは危険な状態となる
建造物の被害:
ブロック塀が壊れ、取り付けの不完全な屋外外装材がはがれ、飛び始める

■風速30m/s以上
予報用語:
猛烈な風
おおよその時速:
110km~
速さの目安:
特急列車
人への影響:
立っていられない。屋外での行動は危険
屋外・樹木の様子:
樹木が根こそぎ倒れはじめる
車に乗っていて:
車の運転を続けるのは危険な状態となる
建造物の被害:
屋根が飛ばされたり、木造住宅の全壊が始まる



ということで、残念ながら58.8メートルに関しては30m以上とまとめられているため、よく分からず。
少なくとも、「木造住宅の全壊が始まる」ことくらいは分かった。

で、せっかくなので、秒速58.8メートルを時速に換算してみる。
…時速211.68メートル。新幹線が突っ込んでくると思えばいいのだろうか。そりゃ言うまでも無く、えらいこっちゃやね。

ちなみに「風速」とは、地上約10メートルの高さで10分間の平均風速を表す。このうち、瞬間風速は0.25秒ごと(気象庁の基準)に観測される瞬間的な風速をこというらしい。
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