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別れ

長い研修生活が終わった。誰かが「まるで学校みたいだ」と言っていたが、その表現は正しいと思う。

大学とは違う。さながら、高校生活。ただ、その時間が3年か、3ヶ月かという違い。

終了式が終わり、それぞれの教室に戻る風景は、卒業式そのものであった。


そして、各々がこの研修生活の所感をスピーチした。
「辛かった、大変だった。けれど、楽しかった」

思いを語る面々の中で、自分だけが何か空虚さを感じていた。


今宵今生の別れではないのに、皆が仰々しいからか。



違う。そうではない。


そう何か、「ドラマ」を見ている感じがしたから。
自分が主人公になって、別れを「演じる」ことに「酔っている」ように見える。

中身が無い。


今、撮っている写真の意味は何ですか? 
ただ、「自分」の思い出を情報化したいだけ、とは違うんですか?


高校時代に比べ、素直な感情は変わってしまった。
悪いこととは思わないけれど。
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