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流石はナベツネ新聞
Date:2004/09/18 10:59
いやぁ、すごい。この読売新聞の社説見出し。ここまであからさまに書くと拒絶反応を起こす人もいる気がするのだが、大丈夫なのかねぇ。いくら金を出している側だといっても、ソトに出すのだからもうちょっと考えた社説にすべきなのでは…。
文章中には様々なストのマイナス面が書かれているが、そんなことは選手側が十分承知しているはず。てか、分かってて当たり前。シーズンが成立せず記録が残らない可能性や、年俸が減ること等々、様々な点を熟慮した上で、それでもなおストをするしかないと判断し、ストを行うことになった…と思ったのだが、読売新聞はそうは考えていない?
何より気に入らないのが、次の文章。
選手会は、最後まで近鉄の存続にこだわった。だが、これはそもそも球団の経営事項に関することである。実現が難しいとみると、今度は新規球団の来季からの参入に固執した。
(中略)
中立的立場にいたコミッショナーが、最終局面で出した調停案も、結果的に選手会に踏みにじられた。
もともと選手会側としては、球団を減らすことに反対=近鉄の存続、であり、新規参入条件の緩和であったはず。当座の雰囲気に合わせてコロコロ意見を変えたような印象を持つ文章にするのは、いかがなものか。
また、最後の「踏みにじられた」って…。一連の報道を聞いている限りでは、そもそもの原因が選手会側にあったようには思えない。旧態依然とした、そしてファン=金づるとしか考えていない経営側に原因があったはず。そもそも、絶対譲れないとしていた部分を譲れといった調停案に賛成できるなら、もっと早くに解決してたんじゃないの?
両者の話し合いについてはコチラ。
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