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偕楽園へ行ってきた

5日間ほど、茨城県へ出張に行ってきた。

ということで、せっかくだから、偕楽園へ行ってきた。
日本三公園のなかで唯一入園無料という、太っ腹な公園。


しかし、梅は全く咲いていない。
だって、6月だから!!

ということで、梅の咲かない、紅葉も無い偕楽園来訪記。


偕楽園
偕楽園御成門。
この門も開いているらしいが、行ったときは開いていなかった…。


偕楽園
常磐神社の大鳥居。
おそらく、こっちから入るのが正解(オイラは東門から入った)。


常磐神社
常磐(ときわ)神社。水戸黄門 ゆかりの神社。

輪は茅の輪(ちのわ)くぐりの輪。正月からの半年間の罪穢(つみけがれ)を払う夏越しの大祓(おおはらえ)の儀式に用いられる。
左回り、右回り、左回りと8の字を書くように3度この輪をくぐりぬけると、心身ともに清らかになって、次の半年を新たな気持ちで迎えることができるのだそうだ。


偕楽園。偕楽園と言えば、梅。
……まぁ、6月なので当然咲いていないわけで。


偕楽園
仙奕台からの見晴らし。
曇りで残念。

右の画は将棋盤。
この見晴らしから、囲碁や将棋を楽しんだらしい。

と書くと静かなように見えるが、実際は直下に幹線道路が走っているので騒がしかったり(-_-;)

偕楽園
偕楽園記の碑。
偕楽園の由来や造園の趣旨などを記している。

「偕楽園」は孟子の「古の人は民と偕(とも)に楽しむ、故に能く楽しむなり」の一節から取ったらしい。
原文は『古之人與民偕樂、故能樂也。』「梁惠王章句上 二」


偕楽園 偕楽園 偕楽園

偕楽園 偕楽園
好文亭フォトギャラリー。

好文亭は水戸藩第九代藩主 徳川斉昭(とくがわなりあき)の別墅であるが、民と共にくつろぐという場所であったらしい。

その名の由来は、晋(しん)の武帝の故事「文を好めば則ち梅開き、学を廃すれば則ち梅開かず」により、梅の異名を「好文木(こうぶんぼく)」といったことから命名された。

ちなみに、見て分かる?通り、3階建て


偕楽園 偕楽園
格子窓。
写真の通り、外から見ると窓に見えない、という工夫が凝らされている。


偕楽園 偕楽園 偕楽園
お膳運びエレベーター。
今で言うと、小学校で給食の入った鍋を4階まで運ぶエレベーター。

写真の通り、1階から3階まで一気通貫で穴があいており、その上に滑車(写真左)、1階にはお膳を入れる箱がある(写真右)。
なかなか素晴らしいアイデア。


偕楽園 偕楽園
再び戻って偕楽園。
梅は無かったけれども、花はきれいだった。


吐玉泉
吐玉泉。


偕楽園
最後に千波湖。

めっちゃでかかったので、一周するのは断念…。


交通アクセス
・水戸駅(JR常磐線、水郡線、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線)より路線バス偕楽園行き他
・JR常磐線偕楽園駅(臨時駅。梅まつり期間中の土日祝のみ開設され、上野・小山→水戸の方向のみ停車する)

■関連項目
偕楽園(wikipedia)
偕楽園の周辺地図
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